見学会など

第一回茶畑見学会の報告!

豊かな自然と静寂。心までとろかすような、和菓子とピュアな宇治茶に舌鼓。
第一回茶畑見学会報告
(2006年11月23日(勤労感謝の日)

前日まで雨の予報だった、第一回茶畑見学会。
奇跡的に天候にも恵まれ、すばらしいお客様と最高の時間をすごすことができました!

お茶供養祭、茶畑見学、新作和菓子の試食&ピュアな宇治茶の試飲会・・・。
一面に広がる茶畑、そして美味なる和菓子とピュアな宇治茶に身も心も癒されるひとときでした。

それでは、第一回茶畑見学会のご報告です♪

~ 目  次 ~

1.お茶供養祭見学(山伏のほら貝の音、護摩焚きの燃え上がる炎!)

2.軽食(美土里屋のさば寿司に舌づつみを打つ・・・。)

3.茶畑見学(山頂の茶畑からのながめを満喫。)

4.新作和菓子試食&ピュアな宇治茶の試飲会(京都の味わいをこころゆくまで堪能。)

5.まとめ&次回予告

1.お茶供養祭(山伏のほら貝の音、護摩焚きの燃え上がる炎!)
金胎寺(こんたいじ)の紅葉


みんなの願いが届いたのか、前日の天気予報では、大雨だったのに、雨は、夜になるまでなんとか持ちこたえてくれました。


参道をのぼってゆく参加者の皆さん


お茶の木の護摩たき


勤労感謝の日に毎年おこなわれるお茶供養祭のクライマックスは、山伏による勇壮な護摩たき。

お茶供養祭が、おこなわれる鷲峰山金胎寺(じゅうぶさんこんたいじ)は、奈良時代に作られた真言宗のお寺。その昔は、山伏の修行場でした。

⇒鷲峰山(じゅうぶさん)金胎寺(こんたいじ)を衛星写真でみる

僕たちが山頂に着いたとき、まさにこの護摩たきの真っ最中でした!


ほら貝を吹き鳴らす山伏の列
紅葉と紅蓮の炎と赤い傘


ふつうなら、護摩たきには、椿(ツバキ)や榊(サカキ)が使われるところですが、ここ京都・和束(わづか)町のお茶供養祭で使われるのは、古くなったお茶の老木。

長年、めぐみをもたらしてくれた、お茶の老木を感謝の気持ちをこめて、供養するのがこのお祭りです。


燃える男あっきー

山伏さんと一緒に記念写真♪
2.軽食(美土里屋のさば寿司に舌づつみを打つ・・・。)
このしめさばがうまいっ!


山をおりたら、けっこう腹も減ってきた!

ということで、美土里屋さんの二階にもうけたお茶席で、さば寿司をかるくいただきました♪

おぶぶの和菓子も作ってくださっている、しにせ和菓子の美土里屋さんでは、季節限定でさば寿司も作っています!

このさば寿司が、肉厚でうまいのなんのって~
(ちなみに、わたくし松本は、すしネタでしめさばが一番好きです~^v^)

一同、さば寿司に舌づつみをうちました!

.茶畑見学(山頂の茶畑からのながめを満喫。)
実際の茶畑を見ての笑顔♪


空腹も少し癒えたところで、いよいよメインの茶畑へ!

冒頭の写真にある、京都・和束(わづか)町でも、一、二をあらそう高地にある、おぶぶの茶畑。

ここからは、集合場所だったJR加茂駅も一望できます。


山の頂上付近の茶畑

急斜面の茶畑に大興奮!


オリンピック急の急斜面にひろがる茶畑に一同、びっくり!(*o*)

収穫した茶葉を運搬するためのモノレールや、有機肥料を分解する畝間の白カビに、想像していた茶畑との違いにさらにびっくり♪


モノレールに乗ってはいけません。

肥料を分解する白い菌
かぶせ煎茶について説明

茶畑でも一枚♪


参加者の皆さまからの素朴な疑問のすべてに、おぶぶ店長:あっきーが丁寧に答えていました!(想像以上に、スルドイ質問に僕たちもびっくりでした~!でもそれ以上に皆さまの興味と熱意が、とてもうれしかったです!)

肌寒い気候でしたが、予定時間をオーバーするほど、じっくりと茶畑を堪能していただきました!


満面の笑顔のあっきー

モノレールに興味津々!
4.新作和菓子の試食&ピュアな宇治茶の試飲会(京都の味わいをこころゆくまで堪能。
各種ピュアな宇治茶について、語る!


和菓子屋さんの2階にもうけたお茶席にもどり、今度は、できたての手作り和菓子と、鷲峰山(じゅうぶさん)の湧き水でいれたピュアな宇治茶を堪能。


かぶせ煎茶の味わいに酔う・・・。

堪能です。
これが新作和菓子の「茶の花」


そしてお待ちかねの、新作和菓子はこちら!

        「茶の花」

これは、純白の常陽まんじゅうのまんなかに黄色いねりきりをあしらったもの。
そして、真っ白なまんじゅうの下には、なんと!本物のお茶の葉。

その姿は、まさに「茶の花」!


本物のお茶の花

本物のお茶の葉
「茶の花」のなかには、抹茶あんと蜜栗


そして、白くやわらかい生地の皮の内側には、ピュアな宇治抹茶で作った、抹茶あんと、蜜栗。

目でそして、舌で味わう、お茶好きのための究極の和菓子。

そして、今回、「茶の花」の仕上げを、参加者の前で、三代目みずからが、実演してくださりました。

さらには、参加者の方にも、実際にやっていただきました~。


目の前で実演する三代目

参加者の方も挑戦!
これが新作和菓子第二弾「抹茶雲竜」!


つづいて、「小さなお茶会in東京」で登場した、抹茶雲竜(うんりゅう)も登場。

おぶぶの抹茶「うじひかり」を通常の5倍とふんだんに使った、抹茶雲竜(うんりゅう)は、濃厚な抹茶の香りと、つぶあんの食感が、たまらない、これもまたお茶好きにはこたえられない逸品!


一生懸命、食べるっ!

思わず拍手!
お茶を淹れつづけるあっきー


和菓子の前後には、おぶぶ店長:あっきーが、召使いのごとく、参加者の皆さまのご希望のピュアな宇治茶を淹れておりました。

それぞれのお茶の味わい、茶葉の見た目、すべてを堪能していただきました。

さらにさらに!
そのほかにも和菓子が、ぞくぞく登場!


つづいて茶だんご!

うま渋煎茶もうまい♪

勤労感謝の日も仕事中♪


こころゆくまで手作り和菓子とピュアな宇治茶を堪能していただいた最後には、しにせ和菓子屋「美土里屋」さんの工房も見学。

おぶぶの和菓子が実際に作られているところも見ていただきました。

目で、舌で、そしてカラダ全体で、ピュアな宇治茶、そのお茶をはぐくむ京都・和束(わづか)町を堪能していただきました~。


和菓子工房も見学。

和菓子工房にて1枚♪
5.まとめ&次回予告
素朴でスルドイ質問にも丁寧にお答え。


なんとか天候にも恵まれた第一回の茶畑見学会。

ぼくたちは、すばらしい皆さまを前に最高の時間をすごすことができたことをうれしく思っております!

参加者の皆さま、楽しんでいただけたでしょうか?

「百聞は一見にしかず」といいますが、実際に僕たちが、ご紹介しているのと、見ていただくのでは、その感動は、やはり大きなちがいがあったようです。

僕たちも皆さまからの、素朴でそしてスルドイ質問や疑問で、とても新鮮な気持ちを思い出すことができました。

また、これからもこのような会を継続して開催してゆきたいと思っております!

ということで、さっそくですが、12月に茶畑見学会を実施したいと思っております。
日程は、近日ちゅうにお知らせいたします。(決定しました!↓)

第二回茶畑見学会!開催日決定!!12月23日(土・天皇誕生日)

詳しくはこちらのページをご覧下さい。

6.参加者の皆さまのご感想!

昨日は大変お世話になりました。
おかげでゆったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。

実際にお会いして話を聞き、お茶畑を見せていただけたのはとても感動的でした!

ひとつ残念だったのは、茶殻を使った料理を披露していただけなかったことです。
かぶせのきれいな茶殻がどんな風に変身するのか味わってみたかったです。

また来年の新茶の頃お会いできるとうれしいです!
あっきー代表にもよろしくお伝え下さいませ。

兵庫県神戸市 K.Oさま(女性)

昨日はお世話をかけました。
色々気配りを頂き有難うございました。

お疲れになったと思いますが? 大丈夫ですか?

喜多さんの淹れてくださったお茶はさすが美味かったです。
お茶ソムリエの腕前(って)言うのでしょうか感心しました。

車の運転から茶畑の説明と大変だったと思います。
おかげで知らなかったことが沢山あったことが自分ながら恥ずかしかったです。

それから美土里やさんでは美味しい和菓子を沢山いただき喜んでます。
美土里やさんにもよろしくお伝えください。

取りあえずお礼まで
又機会があれば懲りずに呼んでくださいネ

京都府久御山町 Y.Nさま(女性)

先日の見学会は改めてありがとうございました。

師走という名のとおりなのでしょうか、何かとバタバタしているこの頃で感想が遅くなり申し訳ありませんでした。
感想等を書かせていただきます。

長くなるかもしれませんが最後まで読んでいただけると嬉しいです。

「たべもの新世紀」の番組で貴殿の取り組みを拝見してから早2年。
見学会が催されるということをメルマガで拝見したとき、会費の必要なことも知らずに、ただ参加したいという強い思いで参加申し込みをしました。

拝見してから少し時間が経過していたので微妙かとは思いましたが、参加できるということで、この日をすごく楽しみにしていました。フィジカル面では問題はないのですが、メンタル面で疲れがピークに来ていたので、気分転換になればと思って参加しました。前日の雨予報も当日は日中は天気がもつという予報に変わり、お茶への情熱が天気に通じたのかと感じました。

どれも印象的でしたが、最も印象に残っているのが、茶畑見学でした。

百聞は一見に如かずと言いますが、茶畑見学にはこの言葉がピッタリでした。

茶畑から見た景色も見事でしたが、茶畑の過酷ともとれる場所に驚きました。
こういった場所でお茶を栽培しているのを思うとお茶を粗末に扱えないという思いが出てきました。

お茶への情熱がこういったところにも静かに伝わってきました。
参加者の現実味を帯びた質問攻撃にも店長の喜多さんや松本さんがジョークを交えた答えで丁寧に対応していただき非常に好感が持てました。

見学した場所がごく一部ということで管理の大変さも感じました。

次に印象が残ったのが、お茶の飲み比べでしょうか。

色んな種類のお茶を飲んだのでどれが印象に残っているかというと分かりませんが、飲むごとにお茶の味が変わることが印象的だったのを覚えています。

これから色々購入して飲み比べてみたいと思います。

共に出された和菓子ですが、共に美味しかったですが、甘味が勝っていた2つ目は私の感じでは受け付けにくい感じでした。

抹茶の味が?の感じがしました。甘味のあっさりした和菓子もあるといいかなとは個人的には思いました
(その場でも言いましたが)。

茶供養は最後の最後を見ただけなので評価しづらいので分かりませんが、電気が最近まできていなかったことに納得してしまいました。

茶供養のイベントが最初から見れるようなら見てみたいと思いました。

鯖寿司での昼食ですが、鯖寿司美味しかったです。

喜多さんや松本さんなど貴サークルに対して見習わないといけないと思っている部分があります。

それは行動力です。

お茶を栽培するにあたり、色んな苦難があったかと思いますが、成功を信じてここまでやってこられた情熱や信念を行動に移してきたことは立派だと思っています。

こういったことは思ってはいてもそれを行動に移すというのは勇気が必要です。

正当な評価をされるのは行動を起こしたときであり、思っているだけでは何も評価されません。
失敗もあろうかと思いますが、恐れず頑張っているあなたたちを思うとやらなきゃいけないなと心の中で思っています。

見学会を通じていろんな気をいただけました。ありがとうございました。

茶畑見学会に参加して本当に良かったです。

心の安らぎの場所の一つになりました。最初にも書きましたが、精神的に疲れていました。

大袈裟な書き方だと理性だけで凌いでいた毎日でしたので、良い休養になりました。

また機会があれば寄せていただきたいと思っています。
そのときはお世話になるかもしれませんがよろしくお願いします。

まとまりのない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた会える日を楽しみしています。失礼します。

2006・12・5 15:45
福井県 K.Sさま(男性)


次は、あなたの番です!

7.次回予告

いかがでしたか?

「百聞は一見にしかず」といいますが、実際に僕たちが、ご紹介しているのと、見ていただくのでは、その感動は、やはり大きなちがいがあったようです。

僕たちも皆さまからの、素朴でそしてスルドイ質問や疑問で、とても新鮮な気持ちを思い出すことができました。

ということで、さっそくですが、12月に茶畑見学会を実施したいと思っております。
日程は、近日ちゅうにお知らせいたします。(決定しました!↓)

次はあなたの番ですよ!

第二回茶畑見学会!開催日決定!!12月23日(土・天皇誕生日)

詳しくはこちらのページをご覧下さい。

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第一回茶畑見学会の報告!

いつも心のこもったメールを配信してくださって有難うございます。先日100円キャンペーンで実家にも送っていただきました。とても美味しかったのでお値段を知りたくて父が電話でお伺いしたとか。。。今度、一回、見に行ってもええなあ~と父が言っていたそうです。(宇治に住んでますので)23日の見学会の事をもう少し早くに知っていたら。。。と悔やまれました。23日だったら家に居たと言うんです!ああ残念!!!報告を読んだら羨ましいほど盛りだくさんの内容ですね。。。でも今度は12月にも開催されるとか。。。今度こそ参加させてもらえるように父に連絡します。日取りが決まりましたらアップしてくださいませ。楽しみにしています。メールチェックを頻繁にしないといけませんね~

  • 安藤倫子
  • 2006.11.25
  • 17:55

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